onothunder’s diary

ゲームの感想ブログです。括弧内はレビューを書いた年月日です。ないものに関しては現在書いた記事です。

がんばれゴエモン ~東海道中 大江戸天狗り返しの巻~ 感想3(2018年2月4日)

今回で感想を終えますが、最後に不満点を書きます。

まずは武器の切り替えです。スーパーファミコン時代は、Lボタンでメインとサブの武器を切り替えていました。ボタンを押す一瞬が隙になります。

64の『でろでろ道中』は、メインとサブの武器を別のボタンに割り振ったので、切り替える必要がなくなりました。それによって生じる隙もなくなったから、良くなったと思います。武器の切り替えがあるのも、隙を考慮して臨むという面白さがあるからどちらがいいとも言えないかもしれませんが。

今作の武器はどうかというと、まさかのリングコマンドによる切り替えでした。リングコマンドというシステムについては、以前の日記に書いているから読んでみてください。
https://onothunder.hateblo.jp/entry/2022/03/22/172602

今作のゴエモンとリングコマンドは、相性が良くないです。リングコマンドを開いている間は、敵の動きが止まります。それは良い点ですが、武器を選び間違えたときや、頻繁に武器を切り替える必要があるときに、閉じたり開いたりします。開いた回数だけ、閉じなければいけなくて、閉じている時間は敵が動けます。だるまさんがころんだみたいに、動ける間に距離が詰められるということです。

相性が悪いのは、今作は主に見下ろし視点だからです。全方位から敵が襲ってくるので、詰められたら逃げ道がありません。

そう考えると何でリングコマンドにしたのか疑問でした。リングコマンドのメリットは極力画面を遮らないことだとすると、今作は余計に不可解でした。DSは二画面で、下にゲーム画面、上にリングコマンドを表示させていたからです。画面を別にしていたなら、他のシステムでもゲーム画面は遮らないから、瞬発力の高いシステムにすればよかったです。

前の日記では書かなかったけど、リングコマンドにはもうひとつ利点があって、見出しとして優秀です。それが、採用の理由なのでしょう。何かを取れば何かを捨てなければいけません。でも、全部取る方法があったのではないかなと考えてしまいます。

終わるつもりでしたが、長くなったし次回に続きます。