onothunder’s diary

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がんばれゴエモン ~東海道中 大江戸天狗り返しの巻~ 感想2(2018年1月28日)

今作の面白かったところはゴエモンインパクト戦です。刷新されていて、今までとは別物になっています。

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今までは、インパクトのコクピットからの視点でした。

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今作は、格闘ゲームみたいに対峙しています。

操作はタッチパネルで行われます。ゴエモンがリモコンで操作しているという体です。自分ならゴエモンを握り潰しますが、このゲームの敵キャラはそんな真似はしません。

特徴は二元操作です。インパクトをタッチパネルで、ゴエモンのほうをボタンで操作します。自分は不器用なので、片方の操作に集中して、もう片方が疎かになりがちでした。

インパクトは敵を倒すための行動をさせますが、ゴエモンの役割は何かというと、まずはアイテムの入手です。画面の上下に、アイテムを持った敵か味方か分からんやつが出てくるので、そいつからアイテムを奪います。そのアイテムは、インパクトが必殺技を放てるようになるエネルギー缶だったり、回復アイテムだったりします。

他は、電波の保全をします。画面に電波状況が表示されていますが、インパクトから離れると圏外になってしまい、操作不能になるばかりか、しばらく動かなくなります。また、敵はインパクトへの攻撃のみならず、ゴエモンがリモコンを落とすような行動もしてきます。リモコンを落としても圏外になってしまうので、必死に避けないといけません。ゴエモンの行動は以上です。

遊び心を感じる部分としては、タッチパネルの真ん中に自爆スイッチがあります。押すつもりはないのに、場所が場所だけについ当たってしまいます。押してしまっても、一定時間内に自爆解除ゲージをマックスにすれば解除はされます。LRボタンを連打するのですが、その間もインパクトを操作しないといけないから忙しいです。ガードボタンを押しながらLR連打していましたが、敵はガード不能攻撃もしてくるので、その場合は「僕には無理です」と諦めました。自爆装置は、作動中にインパクトの攻撃力が上がるというメリットもあるので、上級者はテクニックとして利用していいかもしれません。

タッチパネルだから、格闘ゲームみたいに複雑な操作はありませんが、駆け引きは格闘ゲーム風です。必殺技も普通に出したらガードされるから、他の攻撃で食らっているのを確認してから繋げたり、カウンター気味に出したりしないといけません。つかみからできる「吸収」という行動は敵の必殺技ゲージを減らせるから、そういうこともしないといけません。あとは何かあったかな。ずっとガードしていても体力は削られてジリ貧になるから、タイミングを合わせてカウンター気味に攻撃を出してみるのもいいです。打ち勝てる場合があるから、探るのも面白いです。下手したら大ダメージを食らいますが。

最後にまとめると、このタッチパネルを使った戦闘のアイデアがまず天才的で、それをゲームとして実用可能なまでに作り上げたところもすごいです。