onothunder’s diary

ゲームの感想ブログです。括弧内はレビューを書いた年月日です。ないものに関しては現在書いた記事です。

がんばれゴエモン~でろでろ道中オバケてんこ盛り~ 感想4(2017年11月26日)

今回はゴエモンインパクト戦について書きます。一番の特徴は、2体のインパクトで協力して戦う点です。これが面白かったです。

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右がお馴染みのゴエモンインパクトで、左がミスインパクトという名称だったと思います。ヒロインのひとりである、おみっちゃんをモデルにして作られたらしいです。

どうやって2体で戦うかということですが、1体はコンピューターが適当に動かします。バトンをパスすることによって今までコンピューターが動かしていた側を自分で操作できるようになります。バトンタッチというやつです。

切り替える意味について話します。まず、片方のインパクトがやられた時点でゲームオーバーになります。だから、体力が減ってきたら、体力が多いほうにバトンをパスします。コンピューターが操作している側はダメージ食らうことがないので、切り替え切り替えしていたら、ずっと1体で戦うより、体力が2倍近い感じになります。

もうひとつは、バトンパスすると、敵の攻撃がキャンセルされます。重要なのはこっちですね。今作の敵は、ガードしても体力全部削られるくらい苛烈な必殺技を放ってくるので、切り替えは必要不可欠な行動になっています。

じゃあバトンパスしまくれば敵の攻撃を完封できるかというと、そうはいきません。相方のインパクトをコンピューターがちょこまか動かしているからバトンを上手にパスできません。バトンは投げてパスするのですが、感じとしてはFPSに近いです。銃で動いている的を狙うような難しさです。

また、バトンパス不能な状態があります。プレイヤーが出した攻撃や、敵の攻撃を食らって、相方のインパクトが転けていたりします。敵が必殺技の構えに入っているときに転けているのを見ると、まあむかつきますね。そういう部分も含めて面白いのですが。

2体で戦う面白さについて話しましたが、もうひとつ自分なりに感じたのは組み立ての面白さです。

敵の必殺技はキャラ切り替えでキャンセルできますが、上でも書いたように確実じゃないです。キャラ切り替えじゃないと防げない必殺技もあるのかもしれませんが、こっちの超必殺技「んが砲」でかき消せたものもありました。ただ、ダメージソースである超必殺技を防御に使うと、長期戦になるから得策じゃない気もします。「んが砲」は、ゲージ方式で、溜まるまで時間もかかるし迷うところです。

常時出せる必殺技で切り抜けられるところは切り抜けて、無理ならバトンパスでのキャンセル狙い、それも無理なら「んが砲」を防御として使おうかとか。バトンパスでのキャンセルが成功したら「んが砲」を攻撃として使ってもいいし、もしかしたら敵の必殺技が続くかもしれないから、温存しておこうかとか。そういった組み立てを考えるのが楽しかったです。

他に良かったところは何でしょうか。スーパーファミコンでは、常に正面を向いていたけど、今作では180度視点を動かせます。死角から攻撃してくるという今までにないスリルがあります。臨場感も増したと思います。

あとは、今作からというわけじゃないけど、必殺技がコマンド入力っていうのが気に入っています。敵が素早いから、簡単な入力なんだけど、焦ってミスします。瞬発力が必要な感じがたまらないです。

というわけで、ゴエモンインパクト戦についてでした。