onothunder’s diary

ゲームの感想ブログです。括弧内はレビューを書いた年月日です。ないものに関しては現在書いた記事です。

がんばれゴエモン〜もののけ道中 飛び出せ鍋奉行!〜

ポケモンのように、敵を味方にして収集するゲーム。ポケモン詳しくないけど、体力減らして仲間にするってのは同じかな。

戦闘は違う。ポケモンだとトレーナーは戦闘に参加しないはずだけど、このゲームは人間であるゴエモン達も参加する。ゴエモンメンバー1人ともののけ1匹がバディを組んで(ゲーム内では憑依と呼んでいる)、それが一度に戦闘に出せる単位となる。ゴエモンメンバーは4人いるから4組作られる。それぞれの組を交替させながら戦う。

レベルアップ時に体力や技が全快する、敵にとどめを刺した組が経験値を多めに貰える等、交替させる意義のある作りになっている。レベルアップして回復した組を前線に送って、耐えてもらっている間に、消耗した組のレベルアップ待ちをする。信長の三段撃ちのような印象。そういう戦術を取れるのも、メンバーが複数に分けられているからか。独特のプレイ感覚を生み出している。

このゲームで一番人を選ぶ要素は、追尾のきついシンボルエンカウントかなあ。ゲームカタログというサイトに、シンボルの形状で出現するもののけをある程度絞り込めると書いてあるけど、追尾がきついから選定できないだろって思うのだけど。自分の知らない、エンカウントをどうにかするアイテムでもあるのかな。

シンボルエンカウントについては、追尾じゃなくて漂うくらいが好みだけど、探索が簡単になるから駄目なのかな。追尾するにしても近づいたときのみとか、いろいろバリエーションを持たせたら良いと思うけど。

他に気になった点は、もののけの図鑑が寺でしか見られないところとか。ダンジョンで見られないから、誰を仲間にして、仲間にしていないか分からなくなる。メモしながらプレイするしかないか。

ストックできるもののけの数が少ないのも面倒くさい。新しいダンジョンに行くたびに、リリースして空きを作る必要が生まれる。また、合体させて作るタイプのもののけもいるから、その原材料もののけをリリースしていたら、また仲間にしないといけない。

というわけで、欠点も多いゲームではある。良いところもいろいろあるけど、ひとつに絞ろう。

自分は遊び心をこのゲームの一番良いところに挙げてみたい。心を読んでくる敵であるサトリの倒し方も気が利いている。心が読まれるから攻撃も避けられるなか、どうやって攻撃を当てるか。ちょっとした謎解きになっている。

こちらの回復アイテムであるおにぎりを勝手に食べてくる敵も面白かった。毎ターン食べてくるから、全部食べられると気づいて、早食い合戦になった。
 
遊び心ってのは何においても大切かな。ふざけるってのとは違う。