onothunder’s diary

ゲームの感想ブログです。括弧内はレビューを書いた年月日です。ないものに関しては現在書いた記事です。

がんばれゴエモン外伝 感想1(2018年8月26日)

まず疑問に思うのは、何が外伝なのかということだが、自分も正式な理由は知らない。おそらくジャンル違いだからだろう。ゴエモンは、アクションで有名なシリーズだけど、今作はRPG

テレビゲーム機では、続編である外伝2と二作しかRPGは存在しない。いずれもファミコン。DSまで続く長いシリーズだけに、スーパーファミコン以降RPGが出ていないのは意外というか寂しい限りだ。携帯ゲーム機だとゲームボーイカラーで二作出ているが、ポケモンが売れたから二匹目のドジョウを狙ってという印象を受けて気に食わない。

外伝のゲーム内容は、システムに不便な点が多い。

●買い物で、連続して売り買いができない。

●誰がどの武器や防具を装備できるか買う段階では分からない。

●装備してパラメータがどれだけ変わるかはステータス画面を開かないと分からない。

●装備すること自体が面倒。

●カーソルをループさせることができない。

上記を敷衍する形で下に記す。

連続して売り買いができないというのは、物をひとつ買ったら、売りますか買いますかの画面まで戻ることを指す。普通は商品表示させたまま続けて買えるだろうがよ。今のRPGだと個数を指定してのまとめ買いもできるから、比較すると不便極まりない。売るのはもっと面倒で、所持品が複数ページに渡るから、ページ送りをしないといけない。

装備に関しては買ってみないと分からないことが多いということ。名称である程度は誰が装備できるか分かるし、価格である程度は性能も分かるけど、あくまでもある程度。無駄な買い物が増えるか、手間が増える(リセットしたり)かのどちらかになる。

また、装備すること自体も売り買い同様に面倒だ。アイテムと装備品が所持品として一緒くたになっているから、ページ送りをしないといけない。装備という項目を作って装備品だけのウィンドウが開くようにすればいいと素人でも分かりそうなものだが。

カーソルをループさせることができないというのは、下の画像を見たら分かりやすいけど、一番上の項目が選択されている状態で上ボタン押しても、一番下に回らないということ。今では当たり前のプログラムだけど。 

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まとめるとシステム周りは不便ということだ。製作者も分かっているけど、RPGのノウハウがないからプログラムが組めないのではないか。普段の仕事と違うという意味で、製作スタッフにとっての外伝なのかもしれない。

アクションのゴエモンを作っているスタッフとどれだけ被っているか知らないが、同一と考えると、不慣れなRPGを作っていることに微笑ましさを感じる。

次回は外伝の戦闘やらゲームバランスについて書こうと思う。