気づいたこと(2017年10月25日)
最近は、がんばれゴエモンシリーズをプレイしているからか、思い出したことがある。
以前、任天堂の3DSで、ファミコンのがんばれゴエモンからくり道中をダウンロードしたのだが、このゲームはジャンプがキャンセルできることに気づいた。3DSで追加された機能なのだろうか。
からくり道中は、わらじというアイテムを取ると歩行スピードやジャンプ力が何段階か上がるのだけど、ジャンプの調整がしにくくなるデメリットもあって落下死をよくする。かといって、わらじなしだと飛距離が足りなくて落下死することもあるし、とにかくジャンプアクションが難しいゲームだ。
そこで、ジャンプのキャンセルが役に立つ。ジャンプ中に進行方向と逆に十字キーを入れたら、その場で着地する。知っていると知らないとでは難易度が全然違ったものになるが、この操作については説明書にも記述がない。
このジャンプのキャンセルは、比較的新しいゲームであるマリオギャラクシーにもある。3Dアクションなのだが、3Dとなると、距離感がつかみにくくて落下死をよくする。だから、任意のタイミングで着地できるジャンプキャンセルが活きてくる。
マリオギャラクシーというゲーム、通常のジャンプはボタンの押し具合の強弱で飛距離を調整できるから、キャンセルさせる必要はないし、キャンセルもできないようになっている。必ず一定の距離を飛んでしまう走り幅跳びというやつでキャンセルができるようになっている。
3Dのゲームは本当に思ったところに着地するのが難しいから、システムのほうでいろいろ補っている。このジャンプキャンセルもそうだけど、マリオギャラクシーではジャンプ中にリモコンを振るとスピンジャンプというアクションをする。少し浮き上がるので、飛距離や高さが補正できる。タイミングも補正できるから、動く足場に飛び移る場面では役に立つ。
がんばれゴエモンからくり道中の話に戻る。このゲームは、書き忘れたけど、斜め上から見下ろした視点になっている。
ゲーム画面。島から島にジャンプするのが難しそうだと分かる。
見下ろし視点のゲームは、3Dのゲームを真上から見たようなものだから、共通点がいろいろあるんかなと思った。ファミコンの時代に近年のマリオギャラクシーにあるジャンプをキャンセルするという操作があるのは驚かされたというだけの話。
最後に疑問点。からくり道中のジャンプは、マリオギャラクシーの幅跳びみたいに、一定の距離を飛んでしまうタイプのジャンプだったような。だから、ジャンプキャンセルが活きるのだが、ボタンの強弱で微調整できるジャンプにしなかったのは何でなのだろう。技術的な問題か、面白いと思ったからなのか。
ジャンプキャンセルに気づかないうちは、一定距離を飛んでしまうから、ジャンプの起点を調整していたよ。それはそれで面白かったし、ジャンプをキャンセルしながら進むのも面白いものかもしれない。
シビアなジャンプ操作を体験してみたいなら、お薦めのゲームだ。