onothunder’s diary

ゲームの感想ブログです。括弧内はレビューを書いた年月日です。ないものに関しては現在書いた記事です。

がんばれゴエモン~ゆき姫救出絵巻~ (2017年9月23日)

スーパーファミコンがんばれゴエモンシリーズ1作目。自分が初めてプレイしたゴエモン。難易度は高いらしい。

初めてプレイしたので思い入れが強いし、一番面白いくらいに思ったけど、最近プレイしたらあっさりクリアできてしまった。今やったら2、3の方が面白い気がしないでもない。

小学生の時にプレイしたときは、難しくてやりごたえがあって、楽しかったのだが。画像は子供の頃に苦労したところ。

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回転する足場。2Dのゲームだけど、この時代にして3Dの表現が取り入れられている。スーパーファミコンの有名な、回転拡大縮小機能というのを駆使したのだろうか。

上のほうまで登っても、落ちたら最初からやり直さないといけない。落ちても死なないけど、2人プレイだと落ちたらスクロールで死んでしまう。このゲームは2人での協力プレイにも対応しているが、スクロールで死ぬからむしろ難しくなる。

救済措置として、「おんぶ」というシステムがあって、これはいいシステムだと思う。片方をおぶることによって、落下しても同時だから、スクロールで死なない。

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これはクラッカーの足場。上でぶつかって、反動で下でぶつかって、またその反動で上でぶつかるといった動作を延々と繰り返すが、飛び乗るタイミングをつかむのが難しかった。

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これは高速で移動する足場。トロッコからこの足場に飛び乗るところでまず一苦労だった。画像は飛行の術という邪道を使っている。

このゲーム、難しいとよく言われるけど、金さえ持っておけば何とかなる。敵の攻撃から身を守る防具も3つまで重ね掛けできるし。ライフがゼロになったら自動回復してくれる食べ物も3つまで持てる。アクションがどうしても駄目なら飛行の術などという救済措置もある。

ただ、その金策がなかなか大変だ。他のゴエモンシリーズより金の要求額が多い。アイテムは買うたびに値上がりするし。術を覚えるのにも道場に高い金を積まないといけない。その術にしても有効なのはそのステージのみというケチっぷり。他のゴエモンシリーズより、持てる所持金の桁もひとつふたつ多かったし、それだけ要求される金が多い。

このゲームの良いところ。アクションゲームとして高いレベルでまとまっているのはもちろんのこと、グラフィックの彩り鮮やかな感じとか、心に残る和風テイストのBGMだとか、プレイする雰囲気作りにうまさがある。

自分が一番子供心にそそられたのは、ゲーム内にゲームセンターがあってゲームをプレイするというところ。入れ子構造というのか、とてもシュールな図だ。ゲームセンターではグラディウスがプレイできる。ブロック崩しもあったかな。アルバイトや、クイズ、競馬やら何やかんやあった。

ステージ3がすごくて、そういう遊びに特化している。遊園地を模した、からくりアイランドというところなのだが、ひとつのステージまるまるというのは他のゲームではなかなかない。製作者の遊び心というのか、懐の深さのようなものを感じた。