onothunder’s diary

ゲームの感想ブログです。括弧内はレビューを書いた年月日です。ないものに関しては現在書いた記事です。

グラディウスポータブル(2017年8月14日)

PSPグラディウスポータブルをクリアしました。初代、2、3、4、外伝が収録されています。ポータブルならではの良いところとして、難易度選択の幅が広い点と、いつでもセーブできる点があります。

ただ、セーブがあるといっても戻り復活なので、簡単じゃなかったです。セーブしても、ロードした際にその場から再開じゃなくて、直近の復帰ポイントまで戻されます。

ファミコンの頃を思えば、途中から再開できるだけでもありがたいですが。セーブはパワーアップ状態を保持してくれるという利点もあります。

このゲームを難しくしているのは、ボスラッシュという、ボスと連戦するステージです。5、6体くらいと戦いますが、途中で死んだら1体目からです。セーブしても同様、1体目に戻されます。

でも、やりごたえはあります。その場復活だったら簡単になりすぎるし、戻り復活だけどセーブがあるというのは、気持ちを折らずにできるギリギリのラインでした。欲をいえば、復帰ポイントが細かくあれば良かったです。けっこう戻されるから。

このゲームはパパッと終わらすつもりでした。初代が簡単だったから。こりゃ楽勝かと思ったら、2からボスラッシュはあるわ、ステージも入り組んでくるわでひどい目に合いました。

全作通してラスボスが弱いのは助かりましたが。演出を兼ねた、お飾りのボスというか。死ぬことが絶対ないくらい。

シリーズ最高難度という3も、ラスボスは弱かったです。ただ、その後に要塞から脱出しなくてはならず、それが一番苦労しました。昔あった電流イライラ棒みたいな感じです。地形にぶつからず脱出をはかります。イライラ棒は自分のタイミングでいけるけど、こっちはステージ自体が高速でスクロールするから、さらに難しいかも。

この要塞からの脱出は、スピードアップアイテムを使いすぎると動きの微調整が難しいし、使わなかったら微調整はしやすいけど、スクロールに追いつかない。精密と素早さが同居しにくいことを分かった上で作ってある感じがいやらしかったです。死んだら、ラスボス前のちょっとした難所まで戻されるし。脱出からでいいだろ、脱出からでと何度も思いました。

難易度に関しては、初代が簡単でした。ボスラッシュは外伝が、ステージのギミックは3が難しかったです。

シューティング初心者は、作品によってはその場復活のパロディウスポータブルや、復活方式は忘れたけど作品によっては簡単なツインビーポータブルのほうがお薦めです。

やりごたえや、クリアした後の充実感は今作が一番でした。