onothunder’s diary

ゲームの感想ブログです。括弧内はレビューを書いた年月日です。ないものに関しては現在書いた記事です。

サイレントボマーの感想(2021年3月13日)

初代PSのゲーム。リアルボンバーマンと言われたりする。実際はボンバーマンといろいろと違うけど、説明として分かりやすいからだろう。爆弾で敵を倒すってのが同じくらいか。

ステージクリア型。ボンバーマンと違い、360度縦横無尽に動くことができる。他にも差異を挙げると、爆弾がリモコン式という点。好きなタイミングで起爆できる。また、爆弾は地面に設置するのみならず、ロックオンして敵に直接貼り付けることもできる。

地面に設置するのと、敵に直接貼り付けるのでは、それぞれメリット・デメリットがある。敵に直接貼り付ける場合、ロックオンするために近づかないといけないから、敵の攻撃を受けやすい。ただ、直接爆弾を貼り付けているわけだから、必ず当たる。地面に設置した場合、安全だけど、敵も動き回るから必ずは当たらない。この使い分けが、このゲームの肝要であり、面白いところ。

ラストステージがやたら難しい。死にゲー並とか書いているサイトもある。話が急に変わったように思うかもしれないが、そうでもない。ラストステージも易くなる、上で挙げた以上に重要な使い分けがこのゲームには存在することを述べたい。

スタックという攻撃システムがある。爆弾の設置された箇所には数字が表示され、重ねて設置することで数字が増えていき爆弾の破壊力・爆発の範囲が増加する。ラストステージはこれを使う。爆弾は最大8個まで置けるが、別個に8個置くのと、スタックでの8個では威力が全然違う。別個に置いた場合、このゲームは同時起爆だから1個分のダメージしか通ってないんじゃないかとすら思えるくらいに弱く感じる。そんなことはないんだろうけど。

長く書いたけど、要はスタックさせたら威力がかなり上がるということ。自分もそれを知らない間はラストステージ無理だろと思っていた。なぜ使わなかったかというと、威力にそこまでの違いがあるとは思わなかったのもあるが、デメリットもあるから。

スタックのやり方は簡単で、その場にとどまって爆弾を置くボタンをスタックさせたいだけ連打する。それだけ。移動しながら爆弾を置くと別個置きになる。スタックは、その場にとどまって最大8回ボタン押すわけだから隙だらけ。それがデメリット。スタック中に敵の攻撃を食らうと、スタックがキャンセルされるのもうまい仕組みだと思う。キャンセルされるまでにスタックさせた分で爆弾が出来上がってしまうのだ。最大火力の8個スタックが簡単にはできないようにしてあるわけだ。このスタックは、敵に直接貼り付けることもできるが、更に難易度は高い。敵に近づいた上でとどまらないといけないからだ。

だから、何でもかんでもスタックさせればいいというわけでもない。爆弾を地面に置く、敵に直接貼り付ける。スタックさせる、させない。書かなかったけど特殊ボムなんかもあるし、そういった様々な使い分けがこのゲームを面白くしている。