onothunder’s diary

ゲームの感想ブログです。括弧内はレビューを書いた年月日です。ないものに関しては現在書いた記事です。

マリオラン(2016年12月18日)

マリオランはどんなゲームかというと、マリオが勝手に進んでいくので、ジャンプに専念するゲームです。画面をタッチしたらジャンプします。

スマートフォンは、従来のマリオみたいにマリオを移動させるにはボタンが少なすぎます。仮想パッドというのか、画面内に十字キーやらボタンを配置させてプレイさせるという手もあるけど、あれはいまいち操作感が良くないです。同時押しがうまく反応してくれませんでした。ダッシュジャンプの、ジャンプする瞬間が、同時押し気味になるけど、それがうまく反応しないというのは致命的です。違うボタンを押してしまうことも。コントローラーの凹凸でボタンの正確な位置を把握していたということを再認識させてくれました。

もし仮想パッドでうまく操作できたとして、従来の操作のマリオを作ったところで特に新鮮味もないし、今回の実質ボタンひとつでの操作は英断です。

他の方のレビューを読んだら、クリアだけなら簡単とあったけど、アクションゲームをやったことない人には難しいかなあという印象です。間の取り方というのか、タイミングは従来のアクションゲームそのものです。実質ボタンひとつ(画面をタッチするだけ)だから敷居が低いのは確かですが、ジャンプもちょい押しでショートジャンプだとか、長押しでロングジャンプと強弱があって難しいです。ジャンプ中にタッチで、飛距離を伸ばせるスピンみたいな動作もあります。従来のマリオよりスピンの飛距離が伸びない感覚があります。というよりジャンプ後の降下スピードが速くなっているのかもしれません。ゴールポールの頂点を取るのが、地味に難しいです。ジャンプとスピンの間隔を縮めたらいいのかもしれません。ジャンプに専念しておけばいいから、ジャンプのタイミングを従来よりシビアにしている面はあるかもしれません。

アクションゲームに慣れている人ならクリアは簡単ですが、ステージに散りばめられた5つのスターコインを集めてクリアするとなると骨が折れます。アクションゲームの収集要素は嫌いと常々言ってきましたが、マリオランみたいなマリオが勝手に進んでいく中での収集は新鮮味があっていいかもしれません。取り逃がしたら、後戻りできないゲームだからリトライするしかないのですが、実はわざと死ねば、泡がマリオをどこまでも後戻りさせてくれます。ただ、制限時間との兼ね合いもあるから素直にリトライしたほうがいい場合もあるし、そのあたりの戦略性が楽しいです。基本的に3機あるから2回までならわざと死ねます。

スターコインを集めてクリアすると、さらに難易度の上がった配置でスターコインが現れます。ひとつのステージで3つの難易度のスターコイン集めがあって、それらをクリアして初めて、マリオランをクリアしたと言い切ることができるのかもしれません。

最後にまとめると、このマリオランというゲームは、魅せるゲームだと思います。自分がまだプレイしていないキノピオラリーというゲームモードは、世界中のプレーヤーのゴーストと格好良さを競うと書かれていましたが、マリオが勝手に進んでいく中で、いかにコインを多く取って、敵を多く倒すか、ハイスコアを目指してゆけば動きも華麗なものとなります。

真のクリアはスターコイン集めでもなく、魅せることなのかもしれません。

追記:日記を書いた後に動画を見たら、死ななくても任意で泡状態になれるみたいです。ただ、残機が減りますが。実質死ぬのと一緒だけど、わざと敵に当たったり、落下していた手間を考えたら、スターコイン集めの難易度は下がったっぽいです。