onothunder’s diary

ゲームの感想ブログです。括弧内はレビューを書いた年月日です。ないものに関しては現在書いた記事です。

ライブ・ア・ライブ(2017年01月16日)

スーパーファミコンの名作RPGらしいライブ・ア・ライブの感想を簡単に書こう。

オムニバス形式のRPG。自分はやったことないけど、ドラゴンクエスト4や、サガシリーズのどれか、サガフロンティアだったかな。それらもオムニバス形式らしいが。

オムニバス形式のメリットは、一つ一つのシナリオが短いから、空いた時間にサクッとやるかという気分になれるところか。また、一つのシナリオの尺を把握したら、終わりまで逆算できる。見通しが立つという意味でもやる気分になれると思う。

オムニバス形式のメリット二つ目は、短いからシナリオがぼけないところ。RPGは、レベル上げの作業をしていたりすると、シナリオがどうなっていたか分からなくなったりするが、そういうことがない。

オムニバス形式について書いたけど、ライブ・ア・ライブ自体の特徴はどうか。

ライブ・ア・ライブは、原始編、幕末編、功夫編、西部編、現代編、近未来編、SF編、中世編、最終編からなり、バラエティに富んでいる。戦闘システムは全シナリオ共通だけど、各シナリオでまったく別のゲームをやっているかと思うくらい、遊ばせ方が違う。具体的に書くのは面倒なのでやめるが。

あとは、シナリオが良かった。オムニバス形式だからシナリオ自体は短くなくてはいけない。短い中で、いかに人の心に響くものを作るかということで、演出が優れていたのだろう。シナリオ自体は簡素なものも多いが、涙ぐんでしまうこともあった。具体的にどんな演出だったかとなると忘れたけど。自分が感心したのは、ジェスチャーが多いゲームなんだけど、ドット絵で動きがしっかり分かるところ。これは製作者が見てもらいたい点かも。

最後にこのゲームの問題点を挙げる。

オムニバス形式の問題点だけど、ずっと同じキャラクターを育てたいという人には向いていない形式だと思う。自分は気にならなかったが。

ライブ・ア・ライブ自体の問題点。自分みたいにシナリオを追えればいいやという人には問題ないけど、完璧な記録にしたい人には難易度の高いゲームだと思う。攻略サイトと照らし合わせながらのプレイになる。やる気のある完璧主義者なら問題ないけど、やる気のない完璧主義者には向かない。やる気のない完璧主義者って、自分で言ったにも関わらず、おかしな言葉だ。

自分は完璧主義者ではないので、このゲームを楽しめた。ゲームで涙ぐんだのは久しぶりかもしれない。