onothunder’s diary

ゲームの感想ブログです。括弧内はレビューを書いた年月日です。ないものに関しては現在書いた記事です。

SEKIROのカメラワークについて(中編)

評判の悪い点2に触れる前に、ロックオンが解除されるなら、最初からロックオンせず通常状態で戦ったらどうなんだという疑問に答える。

通常状態もいまいち使い勝手が良くない。まず、軸が合わせづらいと感じた。ロックオンだと自動的に合わせてくれる。通常状態だと自分で合わせないといけない。左スティックでキャラの向きだけ合わせりゃ軸は合うのかもしれないが、見づらくないように右スティックでカメラも動かさないといけない。正確に合わせないと攻撃が空振る。

また、回避に違いがある。ロックオン時は、敵を正面に捉えての回避になる。サイドステップや、バックステップ。通常状態は、回避した方向にキャラクターが向きを変えてしまう。カメラもまた、キャラクターを追いかけるから、敵が見切れたりするし。キャラとカメラを敵に向け直さないといけない。

他にも、通常状態だと右スティックでカメラ操作することが多くなるけど、敵味方の行動に対してカメラスピードが追いつかない。オプションで、カメラスピードを上げたら良くなるだろうけど、酔いそうだからそんなに上げたくない。

こうやって見ると、ロックオン状態のほうが、解除されるという以外はいい気もするが。ただ、敵が複数いたときは、遠くの敵が先にロックオンされたり頓珍漢な挙動になるとも聞いたな。

要するに、通常状態もロックオン状態も不完全ということだ。あえて不完全にしている部分もあるかもしれない。不完全同士を使い分けて、それなりの動きをするのが面白いから。