onothunder’s diary

ゲームの感想ブログです。括弧内はレビューを書いた年月日です。ないものに関しては現在書いた記事です。

ネオコントラ(2016年6月18日)

ネオコントラPS2)をクリアしました。クリア自体はだいぶ前にしていましたが、気分が沈みがちで書く気になりませんでした。クリアしたとはいえ、バッドエンドでしたが。

魂斗羅シリーズといえば、ファミコンからのシリーズですが、基本的には横スクロールのアクションゲームで、合間にトップビューや擬似3Dみたいなステージがあったりします。特徴は、銃を持って戦う点と、一撃で死ぬ点。アクションでありながら、シューティングに近い部分もあります。

今回取り上げるネオコントラでも、銃で戦う点と、一撃で死ぬ点は踏襲されています。ですが、魂斗羅シリーズの中でも異端なのは、他の魂斗羅シリーズではむしろ合間にある、どちらといえば箸休めというか、気分転換のためのステージであるトップビューステージで全編が構成されています。

他にもいろいろ違いがあって、ジャンプがありません。そのかわりに、ダッシュ回避とその場での回避があります。いずれも無敵時間が発生しますが、無敵でいる時間が把握しづらいから、ジャンプがあってもよかったように思います。ジャンプだと、跳んでから着地までが無敵とすると、視覚的に把握しやすいです。それに、魂斗羅といえばジャンプだろというのがあります。

他の特殊動作として、自機の位置固定と、向き固定があります。位置固定は、位置をロックさせて360度銃撃できる固定砲台といった様相です。向き固定は、敵を正面に捉えての平行移動ができます。物陰に隠れて、ちょっと平行移動して銃撃して、再び隠れるといったことができます。

あとは、武器絡みの特徴についてです。他の魂斗羅シリーズは道中で武器を拾ったりしますが、今作は最初から全部持っています。グラディウスみたいに、ゲーム開始時に、いくつかある武器セットから任意に選ぶ方式です。どの武器セットも、地上の敵を攻撃する銃タイプと、空中の敵を攻撃するミサイルタイプがあります。地上の敵は地上用の武器でないと倒せないし、空中もまた然り。空中用の武器はさらにロックオンの動作が必要になります。この地上と空中、別々の次元にいる敵を対処するのがこのゲームの面白さでしょうか。

魂斗羅ユーザーには評判の芳しくないネオコントラですが、自分にはけっこう難しかったし、面白かったです。ゲームオーバー毎に、クレジットの数が増えるし、残機の上限も増えるから、バッドエンドでよければ簡単にクリアできます。全7ステージあって、5面以降は敵の撃破率95パーセント以上を叩き出さないと、次のステージに進めないみたいです。自分もそのことが頭にあったから、5面は全部の敵を倒してクリアしたのですが、ミスした回数で撃破率が引かれるみたいで、次のステージに進めませんでした。というわけでバッドエンドです。

ステージ毎にセーブがなくて、通してのプレイになるから、再び5面以降に挑戦する元気は湧きそうにないです。