onothunder’s diary

ゲームの感想ブログです。括弧内はレビューを書いた年月日です。ないものに関しては現在書いた記事です。

SDガンダムスカッドハンマーズ(2017年4月2日)

WiiSDガンダムスカッドハンマーズを、スタッフロールが出るまではプレイした。クリア後のステージもあるみたいだけど、面倒なのでここまでとする。

Wiiリモコンで操作をするゲーム。武器はハンマーのみ。といってもハンマーにバリエーションがあるけどね。リモコンを縦振りで振り下ろし、横振りでなぎ払い、ヌンチャクのスティックを倒してリモコンを振ると突き、Bボタンを押して振ると必殺技、ABボタンを押して振るとぶん回し。

シナリオはオープニングが一番面白かった。地球は人口が増えすぎて、宇宙に移民させる時代になる。そして、一番地球から離れた場所にいる移民達がジオン公国を名乗り、地球連邦政府独立戦争を挑む。ジオン軍の新型兵器モビルスーツは、地球連邦軍を破り、宇宙のみならず地球のほぼ全域を掌握した。おいやられた連邦の、最終兵器として作られたのがガンダムというわけ。

ここまではファーストガンダムそのままのシナリオかもしれない。ここからがパロディ部分で、ガンダムお披露目で製作者のテム・レイは、連邦の偉い人や、民衆からの喝采を浴びる。でも、武器を紹介する段になって、ハンマーしか紹介しないものだから、連邦の人達は一気に不安そうな表情になる。連邦のお偉いさんが思い切って、ハンマー意外ないのかと問うと、ないって言い切られる。

そのハンマーしか武器のないガンダムに乗るかわいそうな人は、テム・レイの息子、アムロ・レイ。原作を知らないけど、このゲームのテム・レイはぶっ飛んでいて、いつもアムロは振り回されている。

テム・レイがぶっ飛んでいるという設定は良いのに、いまいちアムロとの会話が盛り上がらなかったような気がした。だから、出オチというのか、シナリオではオープニングが一番面白かった。それともうひとつ、協定で銃火器の使用が禁止されている地域で、テム・レイが放つ、「ハンマーは銃火器に入らないから破壊しつくせ」みたいなセリフは面白かった。ハンマーという設定がシナリオにも活きている。

肝心のゲーム部分は、とにかくリモコンを振り回すので気持ちいい。振りの強さで攻撃力も変わるから、強く振ってみたくなる。手が疲れる。でも気持ちいい。

ハンマー以外に関してのゲーム部分はどうかというと、ステージ道中の施設を破壊すると、武器や、シールド、強化パーツなどが手に入る。いらない装備は捨てるとジャンクパーツとなり、テム・レイに渡すと、新たな装備を作ってくれたりする。他にもいろいろあるけど面倒なので端折る。

このゲームの良い点がハンマーを振り回す気持ち良さとすると、悪い点はひとつのステージが長いことかな。ミッション失敗したら最初からなうえ、装備までロストする。再チャレンジする気にならない。でも、どのステージも再チャレンジしたらクリアできるくらいの難易度だったけどね。