続ネオジオのゲーム(2015年4月26日)
前回はネオジオのクロスソードというゲームを紹介しましたが、NAM-1975でも紹介するか。どんなゲームかというと、固定画面式のTPSです。TPSは、Third Person Shooterの略で、三人称視点のシューティングゲームのことです。説明下手なので、画像で確認します。
操作するキャラクターを後ろから、第三者から見たような視点です。
今回紹介するゲームとは関係ないけれど、TPSとは別にFPSというのがあって、First Person Shooter の略で、こっちは一人称視点のシューティングゲームです。
操作するキャラクターそのものになったかのような、主観の視点です。
今回紹介するNAM-1975は前者であるTPSですが、TPSの中でも固定画面式という、うまく説明できないのですが、あまり類の見ないゲームであるということを認識していただけたらと思います。ネオジオは、希少なシステムのゲームが多くて、次に紹介するつもりのショックトルーパーズもなかなかどうして…と一人で勝手に盛り上がっていますが、肝心のNAM-1975の内容について触れたいと思います。
1975は西暦を、NAMはベトナムを指しているようです。ピンとくる方もおられるかもしれませんが、ベトナム戦争を舞台としたゲームです。
ゲーム内容に関しては、銃でドンパチやって敵を倒す類です。操作は、自機の移動、銃の照準、緊急回避の主に3つと、シンプルです。加えて使用回数に制限のある爆弾をポイポイ投げるくらいです。
特徴はといえば、移動と照準の二元操作。最近のゲームだと、移動と照準を別のボタンに割り振ってあるような気がします。スティックが2本付いているコントローラーだったら、左スティックが移動で、右スティックが照準だったり。ただ、このゲームは黎明期のゲームなので、そのあたりが確立されていなくて、移動と照準をひとつのスティックで操作します。すると、移動に照準が、照準に移動が引っ張られるような感覚があり、非常に操作しづらい。
でも、これは批判ではないです。今となっては個性になっています。レトロゲームの良さというのはゲームが進化していく課程で、消えていった数々の特徴に触れられる点。進化をなぞれる点。