onothunder’s diary

ゲームの感想ブログです。括弧内はレビューを書いた年月日です。ないものに関しては現在書いた記事です。

サウンドノベルについて(2014年8月10日)

最近また、サウンドノベルに興味を持ちはじめました。サウンドノベルというのは、テレビゲームのひとつのジャンルです。

その前に、昔あったゲームブックの話をします。ゲームブックというのは、普通の小説などと違い、文章の途中で選択肢が現れます。選択によって、物語が変わっていくような本です。具体的には、こんな感じで書かれています。

A 彼氏を殺す→27ページへ飛ぶ

B 彼氏を許す→30ページへ飛ぶ

Aの、彼氏を殺すを選んだら、27ページにその選択をした場合の続きの物語が書かれているという具合です。普通の小説と違って、物語に介入できる面白さがあります。自分の選択によって、展開が変わってゆく。

そんなゲームブックを、テレビゲームで再現したのがサウンドノベルというジャンルです。サウンドと銘打っているだけあり、音楽や効果音で物語を盛り上げてくれます。

話は横道に逸れるけど、「サウンドノベル」はチュンソフトという会社の商標登録で、他社が出した類似のゲームは、正確にはサウンドノベルと言えないらしいです。ビジュアルノベルと言ったりします。音楽以外でも映像で物語を盛り上げるので、ビジュアルノベルという呼称も悪くない。

というわけでチュンソフト製のみサウンドノベルと呼ぶらしいけど、あえて区別するのも面倒なので、自分は他社製のものもサウンドノベルと呼んでいます。

話は横道に逸れましたが、自分はこういったノベルゲームが好きなのでどんどんプレイしたいのですが、採算が取れないのかあまり発売されない。発売済みのものでお薦めがあったら教えていただきたいです。

あと、この手のゲームにはいくつか不満があります。だいたいにおいて主人公が自分(プレイヤー)である場合が多くて、たいていヒロインがあてがわれていますが、そのヒロインというのが、気が強くて主人公に気があるのかないのか微妙で、かわいらしくない。

もうひとつ不満を挙げると、選択に対して展開が腑に落ちない場合があります。例えば、道義的な選択をしたのにハッピーエンドにならなかったら腑に落ちないはずです。かといって、道義的な選択をしたら必ずハッピーエンドになるのだったら、ゲームとして簡単すぎるし、難しいところではあります。