onothunder’s diary

ゲームの感想ブログです。括弧内はレビューを書いた年月日です。ないものに関しては現在書いた記事です。

泣かせる手法(2019年12月28日)

元気がなくてゲームがプレイできていません。最後にクリアしたのは恋と選挙とチョコレートです。女の子がいっぱい出てくるようなノベルゲームです。選択肢次第で、それぞれのヒロインルートに分岐してゆきます。ただ、1周目はメインヒロインルート固定です。

それなりに面白かったです。お菓子を食べながらだべるだけのクラブに所属する主人公。なぜか部員は女子ばかりという羨ましい環境。なのですが、廃部の危機を迎えます。次期生徒会長有力候補の人が、経費削減のために有意義でないクラブは廃部にしようという公約を掲げたからです。困った主人公達が出した苦肉の策は、自らが生徒会選挙に出馬するというものだった。ストーリーはこんな感じです。

それなりに面白かったけど、同じメーカーが出した蒼の彼方のフォーリズムほど引き込まれませんでした。

読んで泣かせるようなストーリーを作る一番簡単な方法は、「長々と感情移入させたキャラクターを最後のほうで死なす」だと思っています。蒼の彼方のフォーリズムのすごいところは、スポーツ物ということもあるが、人死になしで心揺さぶるストーリーになっていることです。

人を殺さずに、どうやって心揺さぶられたか、その手法、フォーマットを研究する意図を持ってまた蒼の彼方のフォーリズムをプレイしたいなと考えています。