onothunder’s diary

ゲームの感想ブログです。括弧内はレビューを書いた年月日です。ないものに関しては現在書いた記事です。

春ゆきてレトロチカ

シナリオの内容については明かさないけど、これからプレイする方は見ないほうがいいかもしれません。

ゲーム部分の面白味は少ない。あと、ゲーム部分とシナリオの接続がうまくいっていない。プレイヤーが分かっていないのに話は進んでいく。置いてけぼりになる。複数の選択肢から選ぶだけなので、分かっていなくても、総当たりで進める。詰まるよりはいいのかもしれないけど、分かっていなくて、まだ分かりたくないのに、分からされてしまう感じになる。自力で解いた感が少ない。

シナリオは終盤めまぐるしい展開になって、自分は若干ついていけなくなった。ポカーンってなった。ついていけなくても心は揺さぶられたので、良いシナリオだったのだろう。

予想外の展開にも驚かされた。よくこんな話作れるなあって感心した。ただ、自分はうがった見方をする人間なんで、ミステリー特有の予想外を作るための予想外って印象を受けてしまった。予想を裏切ることに念頭を置きすぎているというか。

SNSを見てもシナリオに関しての評価は高いので、素直に楽しめなかった自分自身にガッカリしている。

実写のムービーはふんだんに用意されているし、俳優さんも個性的で演技もうまい。シナリオも見る価値はある。

ゲーム部分に練り込む余地があるかなというまとめ。