onothunder’s diary

ゲームの感想ブログです。括弧内はレビューを書いた年月日です。ないものに関しては現在書いた記事です。

クロス探偵物語(2019年1月7日)

元はセガサターンのゲーム。自分はプレイステーション版をプレイした。

キャラクターが魅力的だった。見た目は沢田ちゃんがかわいかったが、何だかんだで主人公と同じ探偵事務所で働く友子君が良かった。声もキャラに合っていた。調べたらサクラ大戦真宮寺さくらの声優みたいだ。声優は全然知らんもので。

上げた画像は沢田ちゃんだが。

ゲーム部分の特徴は、ゲームカタログというサイトのレビューを勝手に引用させてもらう。

重要な場面での推理(犯人の名前や犯行の手口など)はプレイヤーが直接文字で入力する必要がある。つまり漠然と捜査をしていたり、セーブ&ロードを繰り返して選択肢をすべて試すという方法では解決できない。とのこと。

最近自分は小説を読むのに近い感じのテキストゲームをプレイすることが多かったけど、このゲームは違う。自分で推理して、それをゲームに反映させる必要がある。理想はこういうタイプのゲームなのかもしれない。

ただ、謎を解く必要があるテキストゲームは、解けないとそこで進まなくなってしまうという欠点があるけど。このゲームは、その点で工夫はしてある。また、勝手に引用させてもらう。

文字を入力しなければいけないシーンでは、最大入力可能な文字数が解答より多いという場合もあり、初見では文字数から答えを推測できないようになっている。回答を間違えるごとに正しい文字数になるまで一文字ずつ入力文字数が減っていくのも、ヒントのバランスとして秀逸。とのこと。

間違え続けると文字数以外でもヒントをくれる。謎が解けなくて進まなくなるよりはいいだろう。

自分は、このゲームの推理部分より、フラグを立てる部分で進まなくなり、ストレスのたまることが多かった。フラグを立てるために調べる箇所が多い。テキストアドベンチャーは、特定の箇所を調べると話が進んでいくというゲームが多いけど、見当がつかないと総当たりになってしまう。このゲームでは、場面場面で調べる範囲を狭めてくれる対策をしてくれてはいるが、それでも分からなくて攻略サイトに頼った。総当たりで調べればいつかは進むのだけど、面倒だったので。

でも、実際の推理にしても、足を使って調べ回るわけだから、推理というもの自体がストレスたまるものなのかもしれない。最近プレイしたイヴバーストエラーRのヒント機能みたいに、次に行く場所が示されたらストレスはたまらないかもしれないが、味気なさもあるし。調べ回るところに推理の醍醐味がある気もするし、難しいね。テキスト系のゲームはどういう形がいいのかという答えのようなものがいまだにつかめない。

話が変な方向に逸れた気もするけど、最後にクロス探偵物語についてのまとめ。このゲームは自分で推理するタイプだけど、なるべく詰まることのないように工夫されている。システム面ばかり書いたけど、シナリオやキャラクターが良かった。その点についてはプレイして確かめてください(手抜きな感想)。