にゃんこ将軍あばれ旅(2018年11月29日)
珍しくスマートフォンのゲームをプレイしている。にゃんこ将軍あばれ旅。
自分が小学生の頃、家にあったパソコンはMacintoshだった。親の仕事絡みで。たぶんデザイン系に強いマシンだったはず。ただ、メインストリームではない印象があった。Windowsをスーパーファミコンとすると、Macintoshはメガドライブみたいな。
当時、テレビゲーム機はあったけど、小学生の頃はお金がなくてソフトをなかなか買えなかったから、パソコンのフリーゲームや体験版をひたすら遊んでいた。しかし、Windowsでしか起動しないものも多く、うらやましかったものだ。
だが、Macintoshならではの面白いゲームもあった。ひとつはプリンスオブペルシャ。これは、スーパーファミコンに移植されているからいいけど、問題はもうひとつ。サムライメックというゲーム。Macintosh国産初のRPG。またプレイしたいけど、テレビゲーム機に移植されることはなかった。
そういえば、サムライメックを作った人達は今どうしているのだろう。調べたら、メインスタッフの森川幸人という人は、後にPSソフトのジャンピングフラッシュ、がんばれ森川君2号、アストロノーカなどの開発に携わっていたようだ。
そして、日記冒頭に書いたスマートフォンのゲームは、サムライメックのメインスタッフ達によって作られたもの。ゲームデザインを森川幸人、プログラムを松原卓二。プロデュースの田崎まどかについては知らないけど、サムライメックのプロデュースは田崎百合繪となっていたから、娘さんかもしれない。端から見たら、にゃんこの変なゲームでしかないが、なかなか感慨深いものがある